泉のほとりと版画
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 この「泉のほとりで」を出版するために、品川教会から選任された兄弟姉妹が編集委員会を立ちあげて、編集作業に、また本の販売にと、その始めから現在にいたるまで、それぞれの恵みを受けとりながら歩むことができました。感謝です。委員の方々に一言ずつコメントをいただきました。

 出版以来多くの方から「良い本が出来ましたね」と声をかけていただき、編集者の一人としてとても感謝しております。本作りのイロハも知らぬ まま、「過去の週報に掲載されたメッセージをまとめるなら簡単だろう」と取り掛かったのが大きな間違い。専門家杉田委員の話しを聞いてすぐに後悔しましたがもう遅い。
 10年分の週報を漏れなく集め,これと礼拝日誌をつき合わせて聖句をセットするだけでも結構な力仕事。さらに500余篇の中から365篇をどう選出し、どう配列すれば最も良い本になるのか。こうなると力だけでなく頭の勝負。委員以外の教会員からも良いアイディアをいただきました。本の体裁やカバーデザイン、書名など具体的な本作りの過程とPRには、編集委員全員で取り組み、また専門家の力も発揮され、教会員である杉田幸子姉の版画は,この本をとても豊かなものにしてくれました。
 印刷部数と価格については、委員会で話し合いを重ね,一人でも多くの方に読んでいただけることを願って1500部、1995円としました。
 最後になりましたが、教文館の渡部常務、日キ販の木村取締役には多大のご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
山名隆史さん記

 

 私の誕生日は、12月1日です。この本を手にした時、最初に開いたページは、12月1日のところです。そして、そこが、良い個所でよかったと思いました。
 本当は、そんな読み方はいけないのかもしれませんが、この「泉のほとりで」は、どこを開いてもよいページでよいお話があふれていると思います。
 私は、67歳になりました。編集委員をと推薦された時、「私は、年寄り過ぎます。」と申しましたら「祈りで支えてくださればいいのです。」と山名隆史委員が申されました。それなら出来ると思いました。いざスタートの編集実務は、スキャナーとかエクセルとか聞いたことのない言葉が、行き交い仲間に入れないと感じつつもポーカーフェイスで居て杉田さんの専門知識に感服し続けました。全く知識のない私を用いてくださいました神様に感謝いたします。
 品川教会を用いて神様は「泉のほとりで」のたくさんのみ言葉を世に送り出して下さいました。うれしいです。
寺本昌代さん記

 

 この本の編集及び装丁を考えながら最初に、ぜひとも流通に乗せたいとの思いがありました。
 牧師就任10周年記念の本という出発点が始まりでしたが、とにかくたくさんの見えない人々を相手に、神さまが私たちに与えてくださった恵みの大きさを、本というメディアを借りて伝えたいということでした。
 それはさかのぼれば、日本のキリスト教伝道に命をかけた宣教師の方々の思いが、やはり出版という形で育んできたその末端に、私も加わりたいとのささやかな気持があったからだと思います。初めて出す一冊にISBNコードをを付け、出版社の責任を担って世に送りだしたいとの願いがありました。
杉田 博